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プロフィール

登録日: 2021年6月7日

記事 (76)

2026年9月21日 ∙ 4 分
フランス人と日本人のお宅訪問:招かれる側の作法と現実
1. 玄関での儀式:侵入か、歓迎か 日本(玄関の聖域): 靴を脱がずに上がるなんて言語道断。玄関は神聖な境界線である。スリッパに履き替え(西洋人の足には小さすぎるというプチ苦行)、脱いだ靴は向きを揃えておく。靴下の親指に穴が開いていないことを祈るばかりだ! フランス(「どうぞ、気楽にして!」の心理テスト): 「靴のままでいいの?」と迷う瞬間。主人は「まあ、お好きなように!」と言うが、これは巧妙な罠である。大抵はそのまま上がるが、天候が最悪だったり、主人の白亜のフローリングが悲鳴を上げそうな時を除いては。 2. 手ぶら厳禁:お土産の哲学 日本(おもたせと美学): 決して手ぶらでは行かない。手土産やお土産を持参し、多くは美しく包装された食べ物(地元の菓子や旬の果物)を選ぶ。包装そのものが相手への敬意を示す。 フランス(ワインとケーキの儀式): 基本的にワインのボトル、すでにアレンジされた花束(そうでなければ主人が花瓶を探して家中を走ることになる)、あるいはデザートを持って突撃する。ワインを置きながら「いやあ、そんな気を使わなくてよかったのに!」と微笑むのがフランス風の定番。 3....

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2026年6月19日 ∙ 3 分
日本とフランスの電車事情
Bonjour! 日本は電車の正確さで世界的に有名ですが、日本に住むフランス人として、これは私の日常生活において最も心穏やかになれることの一つです。ここでは、時間がストレスの原因になることはありません。 例えば、正午に大切な用事があるとき、私は神経質に余裕時間を計算したりしません。11時40分の電車に乗れば、11時54分に目的地に着くと分かっているからです。何のトラブルもありません。この14分という時間は盤石で、私の心の平穏も約束されています。 フランスの鉄道事情となると、頭の中の切り替えが全く異なります。同じ移動でも、生存本能のような反射で、念のため1時間前には家を出るでしょう。これは悲観的だからではなく、経験に基づいた習慣なのです。 ところで、フランスでは路線によって異なりますが、5分や15分程度の遅れは「公式には定時」とみなされることをご存知でしょうか? この「猶予」は、ある意味で降参のようにも見え、日本人からすれば苦笑い(あるいは歯ぎしり?)の対象かもしれませんね。 なぜこれほど違いがあるのでしょうか? 複雑な政治的議論は置いておいて、いくつかの大きな理由が考えられます。...

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2026年5月17日 ∙ 2 分
Bonjour!
日本に来たばかりの頃、コンビニで不思議な体験をしました。店員さんの「いらっしゃいませ、こんにちは」という声に、私は自然と「こんにちは」と返しました。でも、周りの他のお客さんは誰も返事をしていなくて、少し驚いたのを覚えています。 フランスでは、お店に入って「Bonjour(ボンジュール)」と言わないのは、とても失礼なことだとされています。挨拶は、店員さんとお客さんという関係の前に、「人間対人間」としてのリスペクトの証だからです。 実を言うと、日本人にとって「いらっしゃいませ」は、対話を始めるための招待状というよりは、お店の活気を示す「環境音」や、スタッフの存在を知らせる「シグナル」のように受け取られることが多いのです。そのため、フランス式に返事をしてしまうと、店員さんとの間に不必要な親密さを無理に作り出してしまうような、少し気恥ずかしい感覚になることもあります。 もちろん、日本には日本の「マナー」があることは理解していますし、決してそれを否定したいわけではありません。でも、今朝のスーパーでの出来事。清掃員の方に「こんにちは」と声をかけられたので、いつもの癖で「こんにちは!」と返しま...

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